Linux Kernelの脆弱性(Important: CVE-2021-45469)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/25/2021にLinux Kernelの脆弱性(CVE-2021-45469)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

CVE番号 影響するバージョン 一次情報源 Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2021-45469 Linux Kernel < 5.15.11

VE-2021-45469: Linux kernel: an out-of-bounds memory access in fs/f2fs/xattr.c __f2fs_setxattr

Red Hat: 8.4 Important

Red Hat: CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-45469
    • 境界外書き込みの可能性
    • 5.15.11までのLinux Kernelに、fs/f2fs/xattr.c中の__f2fs_setxattrでinodeが不正なxattrエントリを持っている場合に境界外メモリアクセスが発生する可能性があります。これによりサービスのDoSが発生する可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

日々のメモを更新しています。

セキュリティ関係ニュースを更新しています。個別で情報出せるようになる前の簡単な情報・リンクなんかも載せていきます。

セミナー情報1

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