sudoの脆弱性(CVE-2019-14287)が「ALL」が含まれる時だけ発生した理由

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

10/15/2019に、弊社ブログでもsudoの脆弱性情報(Important: CVE-2019-14287)と新バージョン(1.8.28)という記事を公開しました。

こちらに関する詳細な情報(ソースコードを追いかけていって、何故「ALL」が含まれる時だけ発生するのかの発生条件を明らかにした記事)をatmarkITに書きましたのでこちらで紹介します。


sudoの脆弱性(CVE-2019-14287)が「ALL」が含まれてるときだけ発生する理由

詳しい発生条件は、「sudoの脆弱性情報(Important: CVE-2019-14287)と新バージョン(1.8.28)」の記事に譲りますが、この脆弱性は、例えば、あるユーザ(hoge)が

    myhost hoge = (ALL, !root) /usr/bin/vi

となっている場合に、本来ユーザ名"hoge"がrootとして/usr/bin/viを実行できない(その他のユーザの権限では出来る)はずですが、この"-1"を与えることでuid=0として実行できてしまいます。

こちらですが、atmarkITの記事(【実行順序から解き明かす、sudoコマンドの脆弱性(CVE-2019-14287)が発生した理由】)で書いていますが、簡単にいうとALLの時とユーザ名の時とで処理のフローが違うために「ALLが含まれる時にのみ発生する」となります。

詳しい内容はatmarkITの記事を御確認下さい。



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