dockerパッケージの脆弱性情報(CVE-2021-2184, CVE-2021-2185)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

02/02/2021にdockerパッケージの脆弱性情報(CVE-2021-2184, CVE-2021-2185)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。





Priority

CVE番号 影響するバージョン Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2021-2184 docker-compose-remote-api package <19.03.15,20.10.3
CVE-2021-2185 docker-compose-remote-api package <19.03.15,20.10.3

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-2184
    • remap後のrootの特権昇格の可能性
    • "--userns-remap"を用いて異なったネームスペース上に再割当したrootユーザが"/var/lib/docker/<remapping>"にアクセスできる場合、ファイルを修正して特権を広げるような事ができる可能性があります。
  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-2185
    • 細工されたイメージのpullによるdockerdデーモンのクラッシュの可能性
    • 意図的に細工されたDockerイメージをPullすることによりdockerdデーモンがクラッシュする可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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