GNOME Keyringの脆弱性情報(Medium: CVE-2018-20781)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

02/13/2019にGNOME Keyringの脆弱性情報(Medium: CVE-2018-20781)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。





Priority

  • CVE-2018-20781

    Medium/Moderate

    • SuSE
      • CVSS v3 Base Score: 4.4
      • Vector: AV:L/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N
    • Red Hat Customer Potal
      • CVSS v3 Base Score: 4.4
      • Vector: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N
    • NVD
      • CVSS v3 Base Score: 9.8 Critical
      • Vector: CVSS3.0:AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
      • CVSS v2 Base Score: 5.0 Medium
      • Vector: (AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N)

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-20781
    • スクリーンロックのバイパスの可能性
    • 重要度 - Moderate/Medium
    • 3.27.2より前のGNOME Keyringでは、pam/gkr-pam-module.cでユーザのパスワードがLightDMデーモンから生成されたセッション子プロセスに保存されています。これにより、credentialがクリアテキストで暴露される可能性が有ります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。


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