GNU gzip zgrep ユーティリティの脆弱性(Important: CVE-2022-1271)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

04/09/2022にGNU gzip zgrep ユーティリティの脆弱性(Important: CVE-2022-1271)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



[過去の関連リンク]


Priority

CVE番号 影響するバージョン 一次情報源 Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2022-1271

zgrep, xzgrep: arbitrary-file-write vulnerability

Red Hat: 7.8 Important

Red Hat: CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:L/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2022-1271
    • 任意のファイルへの上書きの可能性
    • GNU gzip zgrep ユーティリティに任意のファイル書き込みの脆弱性が見つかりました。攻撃者が選択したファイル名(例えば細工されたファイル名)でzgrepが行われたとき、攻撃者が選択した任意のファイルに対して攻撃者のコンテンツを上書きすることが出来ます。この問題はファイル名が2つ以上の改行を含んでいる場合の確認が不十分だったことに由来します。この攻撃はシステムの任意のファイルに対してリモートから権限の低い攻撃者がzgrepを使えれば行うことが可能です。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

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