Linux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-12714 )




06/23/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-12714 )が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

06/23/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(CVE-2018-12714 )が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



Priority

Moderate(CVE-2018-12714)

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-12714
    • ローカルの非特権ユーザによるDoS(境界外のスラブ (slab) 書き込みアクセス)

    • 重要度 - Moderate

    • 4.17.2までのLinux Kernelのkernel/trace/trace_events_filter.c中のフィルタパースで、少なくとも1つの行が読み込まれている事が期待されている時にN=0となりN-1インデックスが有効でなくなり、フィルタが適用されないケースがあります。これにより、攻撃者が細工されたperf_event_openとmmapのシステムコールを用いて、DoS(slab 境界外への書き込み)を引き起こしたり、その他の影響を与える事が出来る可能性が有ります。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

[参考]

https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-12714

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