Linux Kernelの脆弱性情報(Moderate: CVE-2018-19824)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/04/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(Moderate: CVE-2018-19824)が公開されています。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

  • CVE-2018-19824

    Moderate

    • SuSE
      • CVSS v3 Base Score: 6.6
      • Vector: AV:P/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
    • Red Hat Customer Potal
      • CVSS v3 Base Score: 6.6
      • Vector: CVSS:3.0/AV:P/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
    • NVD

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-19824
    • ローカルユーザによるuse-after-freeを利用した攻撃の可能性
    • 重要度 - Moderate
    • 4.19.6までのLinux Kernelでは、USBサウンドカードが0インターフェースだとレポートした場合に、エラー条件式としてsound/usb/card.c中のusb_audio_probe()が呼び出されます。このエラーパスでは、最初にカードのmemory objectがフリーになり、続いてアクティブなチップの数が減らされるという順番になるため、use-after-freeの脆弱性があります。悪意の有るローカルユーザは、これを利用して攻撃を仕掛けることが可能です。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

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