Linux Kernelの脆弱性情報(Important: CVE-2018-16884)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/19/2018にLinux Kernelの脆弱性情報(Important: CVE-2018-16884)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

  • CVE-2018-16884

    Important

    • SuSE
      • CVSS v3 Base Score: 7
      • Vector: AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
    • Red Hat Customer Potal
      • CVSS v3 Base Score: 7.6
      • Vector: CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:N/I:L/A:H
    • NVD

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-16884
    • DoS(system panic)または特権昇格の可能性
    • 重要度 - Important
    • Linux KernelのNFS4サブシステムに問題が見つかりました。NFS41+共有が異なるネットワークネームスペースで同時にマウントされている時に、bc_svc_process()が間違ったback-channel idを使うため、use-after-freeを引き起こすことになります。悪意のあるコンテナユーザはこれを利用してホストのカーネルメモリ破損を引き起こすことでSystem Panicを引き起こすことができます。欠陥の性質上、特権昇格の可能性も有りえます。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

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