Linux Kernelの脆弱性情報(Important: CVE-2019-6974)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

02/15/2019にLinux Kernelの脆弱性情報(Important: CVE-2019-6974)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。





Priority

  • CVE-2019-6974

    Important

    • SuSE
      • CVSS v3 Base Score: 7.8
      • Vector: AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H
    • Red Hat Customer Potal
      • CVSS v3 Base Score: 7.8
      • Vector: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H
    • NVD

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-6974
    • use-after-freeの問題
    • 重要度 - Important
    • 4.20.8より前のLinux Kernelでは、virt/kvm/kvm_main.c中のkvm_ioctl_create_device()が競合状態でリファレンスカウントを誤って処理してしまうため、use-after-freeが発生します。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


セキュリティ系連載案内


セミナー情報1

2019/03/07 16:00-18:00に「導入事例とともに見るクラウドセキュリティに必要な3つのポイント」が開催されます。

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2019/02/21 18:30-22:00で、「OSSライセンスMeetup Vol.2 「実録:GPL違反とその対応を振り返る」」を行います。

いまだに国内の事例として紹介されるGPL違反に関して、状況や経緯、解決策、対応後の反響などについて振り返ります。 これまでは、客観的に違反とその対応に関して事例を説明することは多くありましたが、実際に起こった現場の声を反映した 事例の説明は数少なく、今だから言えることなど、知見を共有いたします。

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