Linux Kernelの脆弱性情報(Moderate: CVE-2019-12983, CVE-2019-12984)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

06/27/2019にLinux Kernelの脆弱性情報(Moderate: CVE-2019-12983, CVE-2019-12984)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

  • CVE-2019-12983
    • SuSE
    • Red Hat Customer Potal
    • NVD
  • CVE-2019-12984

    Moderate

    • SuSE
    • Red Hat Customer Potal
      • CVSS v3 Base Score: 5.5
      • Vector: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H
    • NVD

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-12983
    • 情報の漏洩又はDoSの可能性
    • 影響する範囲:5.0.15より前のLinux Kernel
    • Linux Kernelで、net/bluetooth/hidp/sock.c中のdo_hidp_sock_ioctl()がデバイスフィールドが'\0'で終わっているか保証をしていませんでした。これにより、ローカルユーザがKernelのスタックメモリから重要な情報を得たり、DoSを引き起こすことが可能です(CVE-2011-1079に似ています)。ユーザはHIDPCONNADDを使用します。
  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-12984
    • DoSの可能性
    • 重要度 - Moderate
    • 影響する範囲:5.1.13より前のLinux Kernel
    • Linux Kernelで、net/nfc/netlink.c中のnfc_genl_deactivate_target()にNULLポインタ被参照の問題があり、悪意のあるユーザモードのプログラムがNFC属性をオミットしてしまい、DoSを引き起こす事が出来る可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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PostgreSQLの脆弱性情報(Moderate: CVE-2019-10164 : 12/11/10系のみ影響)とアップデート(PostgreSQL 11.4, 10.9, 9.6.14, 9.5.18, 9.4.23, 12 Beta 2 : 脆弱性対応は12/11/10系のみ)

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Spacewalkの脆弱性情報(Low: CVE-2019-10136, Important: CVE-2019-10137)