Linux KernelにDoSの脆弱性(Moderate: CVE-2020-28941)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

11/19/2020にLinux KernelにDoSの脆弱性(Moderate: CVE-2020-28941)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

\n
CVE番号 影響するバージョン 一次情報源 Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2020-28941

CVE-2020-25662
Linux Kernel < 5.9.9 Linux kernel NULL-ptr deref bug in spk_ttyio_ldisc_close

Red Hat: Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2020-28941
    • drivers/accessibility/speakup/spk_ttyio.cに問題が見つかりました。ローカルの攻撃者は、回線端末制御が複数回使われた際の不正な解放が発生することにより、speakupドライバを用いてローカルにDoSを仕掛けることができる可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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