Linux Kernelの脆弱性(Moderate: CVE-2021-30178)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

04/07/2021にLinux Kernelの脆弱性(Moderate: CVE-2021-30178)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

CVE番号 影響するバージョン 一次情報源 Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2021-30178 Linux Kernel < 5.11.11 https://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/torvalds/linux.git/commit/?id=919f4ebc598701670e80e31573a58f1f2d2bf918

Red Hat: 6.2 Moderate

Red Hat: CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-30178
    • Linux Kernelの5.11.11までのバージョンに脆弱性が見つかりました。arch/x86/kvm/hyperv.c中のsynic_get()中でSynIC Hyper-VコンテキストへのアクセスによりNULLポインタ被参照が発生する可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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