libtasn1の脆弱性(CVE-2018-6003) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー

libtasn1の脆弱性(CVE-2018-6003)

1/22/2018に、libtasn1に関して脆弱性の情報(CVE-2018-6003)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面です。

1/22/2018に、libtasn1に関して脆弱性の情報(CVE-2018-6003)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



Priority

Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』
参考にして下さい。

[参考]

http://git.savannah.nongnu.org/cgit/libtasn1.git/commit/?id=c593ae84cfcde8fea45787e53950e0ac71e9ca97

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https://www.ospn.jp/osc2018-spring/modules/eguide/event.php?eid=49がプログラム内容の詳細になりますので、是非お申し込み下さい。

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