memcachedの脆弱性情報(Moderate: CVE-2020-10931)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

03/26/2020にmemcachedの脆弱性情報(Moderate: CVE-2020-10931)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


[過去の関連リンク(最新5件)]



Priority

CVE番号 影響するバージョン Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2020-10931 memcached < 1.6.2

NVD: 7.5 High

Red Hat: 5.9 Moderate

NVD : CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

Red Hat: CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2020-10931
    • リモート攻撃によるDoSの可能性
    • 1.6.2より前のmemcached 1.6.x系列では、細工されたバイナリプロトコルヘッダーによりmemcached.c中のtry_read_command_binary()でDoS(デーモンクラッシュ)を引き起こす事ができる可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、サービスの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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