hostapdに関する複数の脆弱性情報(CVE-2019-5061, CVE-2019-5062: 「W1.fi hostapd CAM table denial-of-service vulnerability」/「W1.fi hostapd deauthentication denial-of-service vulnerability」)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/15/2019にCisco TALOS intelligenceから「W1.fi hostapd CAM table denial-of-service vulnerability」/「W1.fi hostapd deauthentication denial-of-service vulnerability」と題してhostapdに関する複数の脆弱性情報(CVE-2019-5061, CVE-2019-5062)が出ています。今後も情報が出てくると思われますので、こちらで取り上げます。

逐次情報は更新していく予定です。





Priority

CVE番号 影響するバージョン Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2019-5061 詳しくは一次情報を御確認下さい。

Vendor: 7.4

Vendor: CVSS v3 / 7.4 - AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:N/I:N/A:H

CVE-2019-5062 詳しくは一次情報を御確認下さい。

Vendor: 7.4

Vendor: CVSS v3 / 7.4 - AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:N/I:N/A:H

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SW提供情報


修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

脆弱性概要(詳細は一次情報源のサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-5061
    • 非認証ユーザによるDoSの可能性
    • hostapdがデフォルト構成でコンパイルされると、IAPPプロトコルが有効になります。 IAPPプロトコルは、ステーションのMACアドレスとともにブロードキャストパケットをLANに送信します。

      hostapdは、Authentication / AssociationRequestパケットを受信すると、接続ステーションのMACアドレスを含むブロードキャストパケットをLANに送信します。 このパケットは、ステーションが正常に認証される前に送信されます。 攻撃者は、一意のMACアドレスの大きなセットを反復的に処理することで、アップストリームのネットワークインフラ内でDoS攻撃を引き起こす事が出来る可能性があります。
    • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-5062
      • 認証解除によるDoSの可能性
      • hostapdは、Authentication /AssociationRequestパケットを受信すると、ステーションとのハンドシェイクを開始します。 認証のネゴシエーションに失敗すると、hostapdは、最初の2つのパケットと同じMACアドレスを持つ認証解除パケットをクライアントに送信します。攻撃者はこの動作を悪用して、802.11wを使用する有効なステーションをAPから認証解除することができます。


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。


セキュリティ系連載案内

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