ModSecurityの脆弱性情報(CVE-2021-42717)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/08/2021にModSecurityの脆弱性情報(CVE-2021-42717)が公開されました。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

CVE番号 影響するバージョン 一次情報源 Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2021-42717 ModSecurity v3.0.0-v3.0.5, v2.8.0-v2.9.4

ModSecurity DoS Vulnerability in JSON Parsing (CVE-2021-42717) #2647

ModSecurity DoS Vulnerability in JSON Parsing (CVE-2021-42717)

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-42717
    • DoSの可能性
    • 2.8.0-2.9.4, 3.0.0-3.0.5までのOWASP ModSecurity には、膨大にネストされたJSONオブジェクトの扱いに失敗するという問題がありました。細工された何万もの深さでネストされているJSONオブジェクトにより、Webサーバはサービスへのリクエストを正常に処理できなくなります。適度な300KB程度のHTTPリクエストでさえもNGINXワーカープロセスによって専有されているCPUを数分間専有し、マシンで使用可能なCPUリソースを消費する可能性があります。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。


セキュリティ系連載案内

日々のメモを更新しています。

セキュリティ関係ニュースを更新しています。個別で情報出せるようになる前の簡単な情報・リンクなんかも載せていきます。

セミナー情報1

2021/10/22日に大阪商工会議所様が開催致しました「BCP・サイバーセキュリティセミナー「やってはイケナイ」をやってみる!」ですが、Youtube動画が公開されています。筆者も登壇しましたので、ご興味がありましたらぜひ見て下さい。


OSSに関するお困りごとは サイオス OSSよろず相談室まで

サイオスOSSよろず相談室 では、OSSを利用する中で発生する問題に対し、長年培ってきた技術力・サポート力をもって企業のOSS活用を強力に支援します。Red Hat Enterprise Linux のほか、CentOS をご利用されている環境でのサポートも提供いたします。

前へ

runcの脆弱性(Moderate: CVE-2021-43784)

次へ

Apache Log4jの任意のコード実行の脆弱性(Log4Shell: CVE-2021-44228, CVE-2021-4104, CVE-2021-45046, CVE-2021-42550(logback), CVE-2021-45105 )