Nessusの脆弱性(CVE-2017-11506) — | サイオスOSS | サイオステクノロジー

Nessusの脆弱性(CVE-2017-11506)

07/21/2017にNessusの脆弱性情報(CVE-2017-11506)が公開されました。OSSでは無いですが、広く使われているセキュリティ製品のため、今回はこの脆弱性の概要と対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

07/21/2017にNessusの脆弱性情報(CVE-2017-11506)が公開されました。OSSでは無いですが、広く使われているセキュリティ製品のため、今回はこの脆弱性の概要と対応について簡単にまとめてみます。



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修正方法

提供元の情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • CVE-2017-11506
    • 中間者攻撃の可能性

    • Nessus 6.11までのバージョンでは、Nessus scannerやagentが最初にmanagerに接続する際に、managerのTLS証明書を検証しませんでした。このため、中間者攻撃が行われる可能性があります。


対処方法

提供元の案内に従い、Nessusのバージョンを更新して下さい。詳細は、提供元にご確認ください

講演内容募集案内

2017年10月21日-22日まで開催されるopenSUSE.Asia Summit 2017 Tokyoの講演内容募集(CFP)が始まりました。

https://news.opensuse.org/2017/07/07/opensuse-asia-summit-2017-tokyo-call-for-proposals-is-open/

講演募集の締切は8/14(月)で、日本語でも講演は可能です。

セキュリティに関してのトピックは

 

  • FLOSS Security

    • Access/Integrity control (e.g., AppArmor, IMA, Audit)

    • Cryptography

    • Vulnerability management

となってます。SUSEに関係しない一般的なものでも構いません。御応募を是非お願い致します。

セキュリティ系連載案内

OSSセキュリティ技術の会による日経Linuxでの連載「IoT時代の最新SELinux入門」がITPro上で読めるようになりました。技術の会代表で第一人者である中村さん等による、最新のSELinuxの情報やコマンド類等も更新されているのでお薦めです。

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