phpMyadminの脆弱性情報(Moderate: CVE-2020-10802, CVE-2020-10803, CVE-2020-10804 )

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

03/22/2020にphpMyadminの脆弱性情報(Moderate: CVE-2020-10802, CVE-2020-10803, CVE-2020-10804 )が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

CVE番号 影響するバージョン Priority CVSS Score / CVSS Vector
CVE-2020-10802 4.x: phpMyAdmin < 4.9.5, 5.x: phpMyAdmin < 5.0.2

Vendor: Moderate

CVE-2020-10803 4.x: phpMyAdmin < 4.9.5, 5.x: phpMyAdmin < 5.0.2

Vendor: Moderate

CVE-2020-10804 4.x: phpMyAdmin < 4.9.5, 5.x: phpMyAdmin < 5.0.2

Vendor: Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2020-10802
    • SQLインジェクション
    • 4.9.5/5.0.2より前のphpMyAdminで、libraries/classes/Controllers/Table/TableSearchController.phpにおいてクエリ検索を行う際にパラメータが確実にエスケープされていないため、SQLインジェクションの問題が発生する可能性があることがわかりました。攻撃者は細工されたデータベースやテーブル名を生成することが出来ます。攻撃はユーザがその悪意のあるデータベースやテーブルに検索操作を行った際に発生します。
    • 解決方法:4.9.5/5.0.2以上のバージョンに更新して下さい。詳しくは各ディストリビューションの指示に従って下さい。
  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2020-10803
    • SQLインジェクション
    • 4.9.5/5.0.2より前のphpMyAdminで、tbl_get_field.php と libraries/classes/Display/Results.phpを用いて結果を得て表示するようなXSS攻撃の引き金に使用できる、悪意のあるコードを埋め込めるようなSQLインジェクションの脆弱性が見つかりました。攻撃者がこれを悪用するためには、インスタンスを取得した際に、XSS攻撃のトリガーに出来るように特定のデータベーステーブルに細工されたデータを挿入できる必要があります。
    • 解決方法:4.9.5/5.0.2以上のバージョンに更新して下さい。詳しくは各ディストリビューションの指示に従って下さい。
  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2020-10804
    • SQLインジェクション
    • 4.9.5/5.0.2より前のphpMyAdminで、libraries/classes/Server/Privileges.php と libraries/classes/UserPassword.phpにおいて現在のユーザ名を取得する際のSQLインジェクションの脆弱性が見つかりました。サーバにアクセスできる悪意のあるユーザは、細工されたユーザ名を作成することにより、そのアカウントを用いて悪意のある動作を実行することができる可能性があります。
    • 解決方法:4.9.5/5.0.2以上のバージョンに更新して下さい。詳しくは各ディストリビューションの指示に従って下さい。

主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。


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