Sambaの脆弱性情報(Moderate: CVE-2018-16860)と修正バージョン(4.10.3, 4.9.8, 4.8.12)

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

05/14/2019に、予告通りSambaの脆弱性情報(Moderate: CVE-2018-16860)と修正バージョン(4.10.3, 4.9.8, 4.8.12)が公開されています。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。





Priority

  • CVE-2018-16860

    Moderate

    • CVSS v3 Base Score: 7.5
    • Vector: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • CVE-2018-16860
    • Samba AD DCのprivate/以下のディレクトリがWorld Writableになる可能性
    • 重要度 - Moderate
    • 組み込まれたHeimdal KDCで、S4U2Selfハンドラのチェックサム検証機構では、最初にチェックサムが入力されたことを確認していなかったために、ターゲット(クライアント)プリンシパルのリクエストを置き換えることが出来ます。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、サービスの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品やLifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


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