wiresharkの脆弱性情報(CVE-2018-18225,CVE-2018-18226,CVE-2018-18227)



こちらでは主にOSSの脆弱性を取り上げていきます。10/10/2018にwiresharkの脆弱性情報(CVE-2018-18225,CVE-2018-18226,CVE-2018-18227)の公開情報が追加されました。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

こちらでは主にOSSの脆弱性を取り上げていきます。10/10/2018にwiresharkの脆弱性情報(CVE-2018-18225,CVE-2018-18226,CVE-2018-18227)の公開情報が追加されました。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2018-47.html
    • CVE-2018-18227
    • 影響するバージョン:2.6.0 to 2.6.3, 2.4.0 to 2.4.9
    • MS-WSP dissector によるクラッシュ
    • 悪意のあるユーザが不正なパケットを経路上に挿入したり、不正な形式のパケットトレースファイルを読み込ませることにより、Wiresharkをクラッシュさせることが可能です。
  • https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2018-48.html
    • CVE-2018-18226

    • 影響するバージョン:2.6.0 to 2.6.3
    • Steam IHS Discovery dissector によるメモリリーク
    • 悪意のあるユーザが不正なパケットを経路上に挿入したり、不正な形式のパケットトレースファイルを読み込ませることにより、Wiresharkをクラッシュさせることが可能です。
  • https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2018-49.html
    • CVE-2018-18225
    • 影響するバージョン:2.6.0 to 2.6.3
    • CoAP dissector によるクラッシュ
    • 悪意のあるユーザが不正なパケットを経路上に挿入したり、不正な形式のパケットトレースファイルを読み込ませることにより、Wiresharkをクラッシュさせることが可能です。


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat SatelliteやKatello、Spacewalk等を使うと管理が便利でしょう。

また、OSの再起動が発生しますので、peacemakerなどOSSのクラスタ製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

セキュリティ系連載案内


セミナー情報 1

2018年10月22日から10月25日のCSS(Computer Security Symposium)2018で、「OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2018特別セッション」 と題しまして、OSSセキュリティ技術の会後援で特別セッションを開催します。

https://www.iwsec.org/ows/2018/index.htmlにプログラム内容と一般論文申し込みの詳細を載せていきますので、是非御確認下さい(ページは更新中です)。



セミナー情報

2018/11/05 19:00に、「2018年秋のBPFまつり」と題しまして、OSSセキュリティ技術の会 第四回勉強会を行います。

今回のテーマはBPF(Berkeley Packet Filter)になります。

https://secureoss-sig.connpass.com/event/103763/がプログラム内容と申し込みの詳細になります。奮ってご参加下さい。

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